3G/HD-SDI　ビデオタイマー・カウンター

3G/HD-SDI　ビデオタイマー・カウンター・モジュール

製品概要

VTC5102はC5000モジュールシステムに搭載可能な3G-SDI/HD-SDI対応のビデオタイマー・カウンター・モジュールです。

RS-485、LTC、内部時計(NTP同期)、又はアンシラリータイムコードから時刻信号を受信し、日付、リアルタイム時刻、プリセットカウントタイマー又は、時差カウントタイマー、残時間によるカウントダウン、カウントアップをスーパー表示するモジュールです。

特長

・日付、リアルタイム時刻、プリセットカウントタイマー又は、時差カウントタイマー、残時間の表示が可能です。

・LTC OUT/RS-485 OUTより、時刻情報や残時間情報を出力することが可能です。

・3G(レベルA/B)/HD-SDIに対応し、入力フォーマットをOLEDに表示します。

・プリセットカウントタイマーの初期値及び残時間値を8つまで登録可能です。

・文字は4種類のフォントでエッジ付きと、エッジ無しの8種類を用意しています。

　日付、時刻、タイマー用と残時間用にそれぞれ8種類のいずれかを設定でき、設定した文字を8段階で拡大しスーパーできます。*1

・表示位置は任意の位置に設定可能で、リアルタイムで変更可能です。

・時刻は、12時間制、又は24時間制～30時間制までの1時間刻みで設定可能です。

・文字スーパーにはプレートの付加が可能です。

・SDIのアンシラリーパケットは全て通過します。

・時刻用インターフェースは、RS-485、LTC入力、内部時計、アンシラリータイムコードから選択可能です。

・RS-422外部制御で残時間のセット／カウント開始、プリセットカウントタイマーのSTART/STOPが可能です。

・プリセットカウントタイマーのカウントが指定時刻になったとき、接点出力をアサートすることが可能です。

・残時間タイマーの開始、停止は接点信号でコントロール可能です。

・各種設定の全項目の設定値と変化時刻、ステータスの変化と変化時刻をログに残し、WEB からダウンロードが可能です。

　ログは、最新の10000 件をSD カードに保存しています。

・リモートコントロールパネルRMT5001-VTC2をカスケード接続し、制御設定することが可能です。

・パラメーターの設定はリモートコントロールパネル、SNMP 又は、WEB より設定できます。

　　　メニュー選択スイッチ
　　　上下に動かすことによりメニュー移動をし、押すことによりメニュー選択、パラメーター選択の決定を行います。

・SNMPに対応します。

*1：フォントの変更をご希望される場合にはご相談ください。

ブロック図

仕様

*1:制御入出力の接続は、75Ω同軸ケーブルを使用してください。

オプション

リモート・コントローラー　RMT5001-VTC2

希望小売価格　250,000円（税別）

概略操作

各種詳細設定はFUNCTIONの選択スイッチで項目を選び、DISPに表示されたメニューに従い、SELボタンとCANSELボタンでメニュー設定操作を行います。

各種設定時刻はTIME/TIMERの時刻選択スイッチで、TIME,TIMER,REMAIN,DATEを選択し、時、分、秒、フレーム選択スイッチで、時間の桁を選択後、SELにて値を設定します。

HOLDボタンにて、スーパーしている時刻のみ表示をホールドすることができ、START／STOPボタンでカウントのスタート、ストップを行います。

SUPERのTIME, TIMER, REMAIN、 DATEボタンで時刻、プリセットカウントタイマー又は、時差カウントタイマー、残時間、日付のスーパーのオン、オフを行います。