導入背景並びに導入の決め手

弊社ではスタジオ収録設備に1セット、市役所議場中継用に1セットを導入しております。
自主放送のハイビジョン化に伴い、スタジオ設備の更新や議場設備の更新も必要になり、システムインテグレーション窓口のパナソニックシステムソリューションズジャパン様に各機器の相談をしておりました。
テロップシステムについては、同社からのPX3D推奨もございましたが、PX3D導入への一番の決め手になったのは、製品紹介デモを分かりやすく行ってい ただき、導入メリットをスタッフが感じ取ったことと、導入に向けて弊社では特に必須であったEDIUSノンリニア編集機の連携の仕方の説明等、柔軟な対応 をしていただいた点です。
また他社テロップシステムと比較しても同価格帯の製品の中でもコストパフォーマンスと作業効率の良いシステムであることが導入の決め手となりました。

導入効果

これまで使っていたテロップシステムとは違って、生中継に強い印象を持っております。　弊社では最大6レイヤー送 出制御対応のオプションを導入しましたが、スタジオ生収録や生中継対応終了後のスタッフ間のレビューにて「テロップの出し方がよかった」等の反応も出てお り、PX3Dを導入したことにより生中継にワンアクセントを付けた演出を実現出来たことは大きかったと考えます。
また、アニメーションを活用したテンプレートはタイトル制作等に重宝しており、番組訴求に華を添えた効果となっております。

今後のPX3D、当社に期待すること

テンプレートの種類が豊富なのでサッカー等臨場感のある中継番組のテロップの演出用として重宝して
おりますが、季節や番組ジャンルに応じた更なるテンプレートの更なる充実を含めたアフターサービス対応を期待しております。　例えば定期的にテンプレートをホームページよりダウンロード出来る等のサービス
メニューを企画してくれるとよいですね。
生中継に強いテロップシステムであることは実感しておりますが、その操作リモコンの送出ボタンの押し具合
が甘く、オペレータによってはスムーズに送出出来ない場合もこれまでありました。　こういった点も踏まえ、操作性向上の追求はもちろんのこと、ユーザ側の 視点に立ったアフターケアのサービス充実や使い方Q&A情報等といったPX3Dの操作・機能に関係する積極的な情報発信も検討いただき、ユーザが 安心して長らくPX3Dを運用出来るよう、柔軟なサポート対応力を期待しております。