株式会社ジュピターテレコム(J:COM)仙台メディアセンター 様
〒981-3135 宮城県仙台市泉区八乙女中央2-3-20 (株)ジェイコムイースト仙台キャベツ局内
Webサイト:http://www.jcom.co.jp
スタジオ収録業務並びに中継業務兼用で可搬型フルHD中継支援システム:キャリーシステムを導入。
仙台メディアセンター 制作グループ 堀 愛真 様にお話をお伺い致しました。
運用状況
弊社では、ENG用HDカムコーダ (SONY製 PMW-350 4式, PMW-EX1R 1式)を、平日毎日のスタジオ収録業務、屋外中継業務と利用シーンに応じて兼用出来るカメラシステムとして、キャリーシステムを導入しています。取材用の HDカムコーダをある時はスタジオカメラとして、またある時は生中継用カメラとして使用し、カメラの効率的な運用を図っています。
キャリーシステムの魅力
ハイビジョン中継・収録に必要な機材を2つのラックにコンパクトに集約出来ており、通常はカメラ側のカメラアダプ タ:SCA-SP1を光マルチカメラケーブルで接続するだけで「スタジオカメラ」として違和感なく活用でき、また中継やコンサートなどが有る時には、車両 (ハイエース)に同キャリーシステムを搭載し、持ち運びも便利です。また、セッティングも容易なので、準備作業の時間短縮に貢献するシステムとして大変重 宝しております。
最近の事例ですが「第43回仙台七夕花火祭」のハイビジョン生中継用に活用し、その模様はJ:COMチャンネルHDで放送され、大好評のうちに放送業務を終えることが出来ました。
今後に期待すること
SCAシリーズ(カメラアダプタ):中継シーンでカメラを担いで撮影する場面もあるので、少しでも軽量化していただきたいこと、また降雨対策や防塵対策等一工夫いただくと、様々な中継利用シーンを計画出来ます。運用面も含めて、積極的なご提案を期待しております。
キャリーシステム:弊社のサービスエリアの特徴でもありますが、中継イベントはサービスエリア外で行うことが比較的多いです。 近隣局の応援もいただくこ とも多々ありますので、キャリーシステムのみで中継業務を完結するだけでなく、例えば中継伝送する手段も光ファイバ回線に限定せず、他の伝送手段も使用可 能にするなど、汎用の向上を今後検討していただきたいです。
また、インカム系もキャリーシステムのみで完結させるのではなく、外部インカム機器との接続による拡張プランを御提案いただけると、より一層利用シーンの計画を立てることができるので、今後のバージョンUPに期待しております。
その他の導入事例