飯能ケーブルテレビ株式会社 様
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3/11「第36回 日高かわせみマラソン」4時間にも及ぶ生中継に「SCA-SP2」、「SCA-BU2」、「CRY-LU1」を使用。
放送制作課 内堀 雅也 様にお話をお伺い致しました。
導入背景
当社では初となるマラソン大会の生中継を行うにあたり、コース中継地点3箇所からの伝送システムを探していました。
タイミング良くスタジオカメラアダプタ:SCAシリーズを提案下さり、早速今回イベント要件に合致するか検討をしました。
当社所有の光ファイバー幹線をそのまま接続できる「SCA-SP2、SCA-BU2」は、まさに私たちが必要としていた機能を包括している唯一の製品であり、迷わず今回のイベント中継伝送システム構成に採用しました。
使用用途
中継地点3箇所のカメラからの光伝送並びに各カメラマンと仮設中継サブ側ディレクターとのインカム通信用に使いました。
スタジオカメラアダプタ:SCAシリーズの魅力
生中継番組制作で重要なことは、スタッフ同士の快適なコミュニケーションであると考えます。
実際のところ、自社のインフラを活用した生中継は光ファイバー送受信機単体を用いることで実現は可能です。しかし、今後のコミュニティチャンネルの品質向 上に鍵となる生中継番組のクオリティをより高めるためには、中継スタッフ間の息を合わせた番組作りへの取り組みが非常に大切です。
今回SCAシリーズを使用してみて、スタッフ間のコミュニケーションの部分で大きな変化が生まれました。仮設中継サブのディレクターと中継点に配置された 各カメラマンとのインカム通信により、まるで隣にいるかのような円滑なコミュニケーションが可能となったのです。カメラマンは、高画質のHDリターン映像 を音声も含めた形で確認することができ、中継内容を把握しつつ撮影に専念することができました。 しかも自社の光ファイバー幹線で複数カメラの中継を円滑 に行えたのは何よりもインパクトがありました。
「かわせみマラソン」のオンエアはSDだったため、ダウンコンバートでの放送となりましたが、高精細な臨場感あふれる映像をそのまま視聴者にお届けしたかったのが本音です。
スタジオカメラアダプタ:SCAシリーズや当社に今後期待すること
ワイヤレスインカムと組み合わせた、より多くのカメラ中継伝送環境が構築出来るシステム拡張性を期待しておりま す。今回のマラソン大会は7カメ体制で臨みました。スタート・ゴールとなる会場では4カメ体制を敷いており、同軸ケーブルでシステム構築していたため、 コース中継地点の3カメとは別システムとなっておりました。会場ではワイヤレスインカムを用いていたため、3カメ側で構成していたCRY-LU1にワイヤ レスインカムを組み入れることができれば、さらに現場スタッフに喜ばれる中継システムになるかと考えます。
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